企業看護師への転職で有利な志望動機とは?応募書類作成について徹底解説!

✅病院に出す履歴書と何が違うの?
✅書類の準備をしてるけど、うまく書けない…。

このような悩み、解決します!

倍率の高い企業看護師への転職は、書類選考を通ることが第一の関門となるため、書類作成時にはポイントを押さえた準備が必要です。

この記事では、現在人材紹介会社で働く私が有利な志望動機の書き方について解説していきます!
書類準備・面接対策中のあなたにとって有益な記事になりますと幸いです✨

志望動機の書き方【文字数やポイントについて】

志望動機の構成

志望動機は簡潔に長すぎず・わかりやすく気持ちを伝えることがポイントとなります。
ここでは合計600文字前後でまとまるように、「産業保健師」への転職を例に挙げています!

① 導入(動機・きっかけ)【〜100文字】

  • なぜ病棟看護師から企業看護師への転職を考えたのか
  • 企業看護師に興味を持った理由

企業の人事担当者は看護師の働き方についてあまり知らない方が多く、「なんでわざわざ企業看護師に?」と思われる方が多い印象です。理由について、自分なりの思いをしっかりと書きましょう。

▶例:「患者様との関わりの中で、様々な疾患と付き合いながら社会で働いている患者様が多くいることを実感しました。病棟で得た知識をもとに予防的な観点から関わっていきたいと強く思い、企業看護師という選択肢に興味を持ちました。」


② 志望理由(企業への共感・魅力)【150〜250文字】

  • 応募先企業の特徴や理念に共感した点
  • 自分が魅力を感じたポイント(例:産業保健の役割、教育体制など)

各企業の力を入れている分野についてはホームページや求人票でも詳しく記載されていることが多いです。
企業理念や業界の特色を調査して共感できる点を書いてみましょう。
自分で分析が難しければ、エージェントの担当者に質問してみましょう!

▶例:「貴社の理念である「△△△~」の価値観を軸に、社員一人ひとりの健康と働きやすさを支えている点に強く共感しました。○○業界ならではの多様な職種やシフト体制のなかで、従業員の健康を守る産業保健師の役割は非常に重要だと感じています。」


③ 自分の経験・スキルの活かし方【200〜300文字】

  • これまでの看護経験からどんな力があるか
  • それがどう活かせるのかを具体的に書く

看護師の経験は、一般企業の方から見たらとても貴重で優れた経験となります。自分が看護師勤務をしてきた中で重視していた点や得意だと思っていた点について、簡潔に記載することがポイントです!

▶例:「病棟看護師として一人一人の患者様やその家族に寄り添い、不安を解消できるように関わっていくことを大切にしていました。この経験を活かし、産業保健師として従業員の小さな悩みや不安にも気づき、安心して相談することのできる職場づくりに貢献したいです。」


④ 今後の意欲・キャリアの方向性【100〜150文字】

  • (未経験の場合は特に)今後企業看護師としてどんな貢献をしていきたいか
  • 志望先企業で行っている取り組みの中で、自分はどんな役割を担いたいか

最後には自分が「この企業でずっと働きたいです!」と思わせてくれるような長期的な視野を持っていることをアピールすることが大切です。単にスキルアップがしたいだけではなく「この企業」で「こんな貢献がしたい」ということを明確に伝えましょう。

▶例:「予防医療に注力されている貴社の環境で、健康相談やメンタルケアなど幅広い経験を積み、貴社の健康経営に貢献できるよう、現場での経験を積みながら産業保健師としての専門性を高めていきたいです。」


志望動機のNG例

❌ 1. 労働条件(楽そう・定時退社など)を前面に出す

NG例:
「夜勤がなく、定時で帰れる職場で働きたいと思ったため応募しました。」
▶本音としては理解される部分ですが、やる気や貢献意欲が低く見えるため印象が悪くなります💦

改善例:
「ワークライフバランスの整った環境で、より継続的に働きながら、一人ひとりに寄り添うケアに注力したいと考えるようになりました。」

❌ 2. 企業や職種への理解が浅い

NG例:
「企業看護師は楽そうというイメージがあったので興味を持ちました。」
▶明らかに下調べ不足です。企業側からすると「忙しいとすぐ辞めそうだな…」と感じさせてしまいます。

改善例:
「職場全体の健康を支えるという、予防やサポートの観点に魅力を感じました。特にメンタルケアや定期面談を通じて、従業員の安心につながる支援を行いたいと考えています。」

❌ 3. 他責的・ネガティブな理由での転職

NG例:
「病棟勤務が忙しく、看護師間の人間関係にも疲れてしまったので、企業に転職しようと思いました。」
▶人間関係は企業に転職しても避けられない問題です。ネガティブな理由がメインになると印象が悪くなってしまいます。

改善例:
「急性期での経験を通じて、治療よりも予防やサポートの大切さに気づき、より長期的に関われる産業保健師の仕事に魅力を感じました。」

❌ 4. キャリアプランが不明瞭・曖昧すぎる

NG例:
「企業看護師として新しいことに挑戦したいと思い、応募しました。」
▶抽象的すぎて「なぜこの企業が良いのか」が伝わらず、志望度が低く見られます。

改善例:
「従業員の健康をサポートしながら、産業保健師として専門性を高めていきたいと考えています。特に、メンタルヘルスや職場環境改善に携わる仕事に興味があります。」

🎯 志望動機を書くときのポイント

注意点内容
✅前向きに「なりたい姿」や「貢献したいこと」を軸に書く
✅企業理解企業の業種・規模・理念に沿った内容にする
✅経験を活かすこれまでの経験とどうつながるかを明示する
✅自分だけでなく相手にも価値があるように「成長したい」だけでなく「役に立ちたい」も伝える

まとめ

企業看護師の採用では、「なぜ弊社がよいのか」「自分が入職することによって、弊社にはどんなメリットがあるのか」ということを採用担当者に明確に伝えることが大切です!
そのためには企業理解と熱意が重要なポイントとなります!

しっかり対策をして、あなたらしさをしっかり伝えましょう♪

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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