企業看護師への転職で有利な面接対策とは?ポイントについて徹底解説!

企業看護師になるには

✅どんな質問されるかわからなくて不安…
✅マナーや服装はどうしたらいい?

このような悩み、解決します!

企業での面接は病院での面接と比べて、雰囲気も質問内容も大きく違います。
事前情報なく面接に向かったものの、予想していた質問が全くされなかった…なんてことも💦

この記事では、企業看護師への転職を目指す看護師に向けて、現在人材紹介会社所属の私が
企業看護師における面接対策のコツ・マナー・よくある質問・注意点をわかりやすく解説します!

ご参考になれば幸いです✨


面接日までに準備しておくこと

書類審査が通った後は、大体1~2週間以内で面接の日程が決まります。
余裕をもって面接日を迎えるためにも、あらかじめ準備を進めることは大切です✨

  • 自己分析・転職理由の整理、志望動機の見返し
    これまでの経験や自分のスキルを棚卸して、自分の言葉で話せるようにまとめましょう
  • 志望動機の見返し
    書類に記載した志望動機に+αの情報を足して、より説得力をもって伝えられるようにしましょう
    「なぜこの職種・この企業を選んだのか」をしっかり伝えられるようにまとめましょう
  • 企業研究
    求人票から「配属部署の役割」や「対象者層」などをチェックし、自分の役割についてもう一度把握しましょう!難しければ企業担当者へ質問するのも◎
    ニュース記事なども確認し、新しい取り組みなどがあれば把握しておきましょう💡
  • WEB面接について
    コロナ禍以降は1次面接をWEBで、2次面接を対面でというのが主流となっています。
    そのため家のネット環境・WEBカメラの設定などを確認しましょう!
    (パソコンを持っていない場合、スマホでの参加も可能かあらかじめ確認しておくと安心です◎)

面接前に押さえるマナー・服装

服装

  • スーツ(黒・紺・グレーなど落ち着いた色)と黒のパンプスが一番安心!
    会社によっては「カジュアルな服装でも可」と言われることもあるが、スーツを着て失敗することはありません!
  • すっきりとしたシンプルな髪型、血色の良いナチュラルメイク✨
    髪の長い方はしっかりとまとめて、清潔感のある格好を心がけましょう

マナー

  • 約束時間の10分前には到着しておきましょう。
    慣れない土地の場合、あらかじめ道順を確認しておきましょう。
  • 言葉遣いには十分気を付けましょう!
    面接官が若い方でも、砕けた言葉は使わないように意識しましょう。
  • 気になることがあればメモを取ってOK!
    企業に関心がある姿勢が見せられるので、積極的にメモをしましょう!
    「メモを取ってもいいですか?」と質問をしましょう。

よく聞かれる質問5選!質問の意図とは?

① この職種(産業保健師・CRCなど)に転職したいと思った理由は?

▶︎志望動機が明確か、病院勤務との違いを理解しているかを見ています。
▶︎転職のきっかけについてエピソードを加えながら伝えると◎

回答例:
「これまで病棟で患者さんの急性期のケアを担当してきましたが、体調を崩す前の“予防”や“メンタルサポート”の重要性を強く感じるようになりました。企業看護師として、従業員の健康を守る支援に携わりたいと考えています。」

注意点:

  • 「夜勤が辛くて…」などネガティブ理由やプライベートの理由ばかりにならないように!
  • ふんわりした理由だと突っ込まれるため、具体的に理由を伝えましょう。

② 弊社に応募した理由は?

▶︎企業研究がされているか、職種について理解しているかを見ています。
▶︎「貴社のここが特に良いです!」という姿勢が弱いと印象が悪くなってしまうため注意⚠️

回答例:
「貴社が社員の心身の健康を重視し、産業保健体制をしっかり整えていることを知り、従業員に寄り添ったサポートができると感じました。」

注意点:

  • ホームページを事前に確認して、共感した内容を伝えられるようにしましょう!
  • 「成長したい」ことを伝える場合、「どんな場面で」「どう成長したいか」まで具体的に伝えましょう。

③ 今までの看護師経験をどう活かせると思いますか?

▶︎自己分析と業務理解がしっかりできているかを見ています。
▶今までの担当科やリーダー・委員会経験などを加えながら具体的に伝えましょう。

回答例:
「患者さんとの信頼関係づくりや、少しの体調の変化に気づく観察力は、健康相談や面談時にも活かせると思います。また、メンタル面に寄り添った看護を心がけてきた経験を、従業員支援にも活用できると考えています。」

注意点:

  • 「医療行為」を企業で使うことは少ないため、ケア以外の強みを意識
  • 「傾聴力」や「マルチタスクスキル」など、ソフトスキルに落とし込むと◎

前職の退職理由について教えてください。

▶︎ネガティブな理由だったとしても、ポジティブに変換して伝えましょう!
▶︎長期的に働きたいという意思を伝えましょう。

回答例:
「前職では病棟看護師として急性期での対応力やチーム医療の大切さを学びました。一方で、夜勤や体力的な負担が大きく、長期的に働くキャリアを考えた際に日勤のみの働き方を希望するようになりました。これまでの看護経験を活かしながら、働く人の健康を支える立場として貢献していきたいと考え、転職を決意しました。」

注意点:

  • 誤魔化すと突っ込まれた時に崩れるため、正直に言いつつ前向きな表現を工夫しましょう。
  • なぜ企業看護師を目指したのか、キャリアの一貫性を見せましょう。

⑤ ストレスをどう対処していますか?

▶︎近年メンタル不調者が多いことから、多く質問される内容となってます。
▶︎人柄を知ってもらう機会にもなるため、趣味や休みの日の過ごし方について正直にお伝えしましょう!

回答例:
「忙しい時でも適度に休憩を取り、睡眠や食事を整えるよう意識しています。また、趣味や運動で気分転換を図り、自分の感情に気づくことを大切にしています。」

注意点:

  • 「なにもないです」「ストレスは無いです」というのは質問の意図と異なってしまうため気を付けましょう。

面接時の注意点

  1. 緊張していても「笑顔」で声を張りましょう!
    第一印象はとっても大事です!緊張で無意識に小さい声となってしまうことがあるため意識をしましょう。最初に「緊張しています」と伝えることで、自分もリラックスできて少し空気が和やかになるため◎
  2. 何もかも、ネガティブな発言はNG
    面接官がわざとネガティブな話題を振ってくることもありますが、同調して愚痴を話すことは✖!
  3. わからない質問には正直に対応する
    無理に答えるといつかボロが出てきます。話は盛りすぎず、正直に答えましょう。

まとめ

企業看護師の面接では「今までの経験」と「この企業で何がしたいか」を言語化することがカギになります。
臨床経験をどう企業の中で活かせるか、どんな働き方をしたいのかを明確にしておくことが成功のポイントです。

面接対策をしっかり行えば、未経験からでも企業看護師への転職は実現可能です!
あなたの看護師としての強みを、次のキャリアでぜひ活かしてくださいね。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました!

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